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第11話 『 1番人気!? フミちゃん登場!! 』 その①

2017年 8月2日 昼

東京
千駄ヶ谷駅




ニャルもん

「つ、ついに

千駄ヶ谷に来たにゃん!!



日本中の

将棋を愛する者たちの

『 聖地 』があるにゃん!!



ミィ、もう

興奮して

鼻血ブー、しそうにゃん。」




ソウタ

「鼻血ブー、って

もう、死語だよ・・・。」




ニャルもん

「早く行くにゃん!」





ソウタをおいて

先に行くニャルもん





ソウタ

「はいはい・・・。

『 猫に引かれて 将棋会館 参り 』

かな?」





しばらく歩くと

鳩森八幡神社に突き当たった





ニャルもん

「鳩森八幡神社にゃん!

我らの目指す

『 聖地 』

は、もう目の前にゃん!!」





そう言うと

ニャルもんは

神社を左折した







ソウタ

「ね、ねぇ、ニャルもん。


それより、

『 フミちゃん 』

のことなんだけど・・・。」




ニャルもん

「にゃあ。」




ソウタ

「フミちゃんが

将棋会館にいる、って

ニャルもんは言ったけど・・・。」




ニャルもん

「いるにゃん。

ミィのデータファイルによると

フミちゃんは、今

将棋会館に来てるにゃん。」




ソウタ

「へぇ・・・。

フミちゃんって

将棋に興味があるんだぁ・・・。」




ニャルもん

「 『 興味 』 じゃなくて

実際に

将棋を指す

にゃん。」




ソウタ

「えっ!?

フミちゃんも

将棋、指せるんだぁ!?」




ソウタ

”” ・・・ってことは

うまく行けば

将棋で、お友達になれるかも・・・。



ムッフッフフフッ♡ ””







日本一 有名な15歳は

日本一 だらしない顔になった







ソウタ

「ね、ねぇ、ニャルもん。


たしか、以前

フミちゃんって

ぼくより年上だって

ニャルもん言ってたよね?


ぼく、

梨村 カスミ(なしむら かすみ)ちゃんみたいな

年上の子が

好みなんだけどぉ・・・・・・。」




ニャルもん

「ソウタは、まだ

15歳になったばかりだから・・・。



フミちゃんのほうが

年上にゃん!」






ソウタ

”” とっ、年上のお姉さん かぁ・・・♡♡


いっ、いかんっ!!

想像しただけで

鼻血ブー しそう・・・。””







ソウタは

ついさっき

自身が出した




『日本一 だらしない顔』




の日本新記録を

あっさりと更新した











ニャルもん

「ついに来たにゃん!!

聖地、



『東京・将棋会館』



にゃん!!」













『東京・将棋会館』


日本将棋連盟、東京本部を含む

地上5階 地下1階

の建物が

そびえ立っている








将棋会館の前に

人だかりが

できている








ニャルもん

「にゃにゃあ!?


誰か、取材されてるにゃん・・・・・・。




にゃにゃにゃにゃああ!!


あ、あれは

フミちゃん にゃん!!!」









--- 第11話 ---
『 1番人気!? フミちゃん登場!! 』

つづく




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第11話 『 1番人気!?フミちゃん登場!! 』 その②





ニャルもん

「にゃにゃあ!?


誰か、取材されてるにゃん・・・・・・。




にゃにゃにゃにゃああ!!


あ、あれは

フミちゃん にゃん!!!」







そこには

マスコミから取材を受けている

大柄な男性がいた








ソウタ

「かっ、海藤先生!!?」








その大柄な男性は

今や マスコミに引っ張りだこ の大人気



『 神武以来の天才 』(じんむこのかたのてんさい)



と呼ばれるほどの

天才ベテラン棋士








海藤 二三四 (かいとう ふみよ) 九段








であった









ニャルもん

「フミちゃんにゃん♡」






ソウタ

「えっ??

フミちゃん???



・・・フミちゃんって、まさか・・・

ちまたで





『 ふみよん 』





の愛称で大人気の

海藤先生のことぉ!!?」






ニャルもん

「そうにゃん。

フミちゃんにゃん♡



フミちゃんは

77歳だから

15歳のソウタより

62歳、年上にゃん。」






ソウタ

「ろ、ろくじゅう・・・にさい・・・としうえの

・・・ふみちゃん・・・・・・。」







ひざから崩れ落ちるソウタ







ニャルもん

「フミちゃ〰〰〰ん♡」






海藤 九段に走り寄っていく ニャルもん






ソウタ

「あ、ああ

ダメだよ、ニャルもんっ!!」






ソウタの言葉が

間に合うはずもなかった






海藤 九段

「ややっ!」






海藤九段は

自分に突進してくる

猫に気づき

大きく両目を見開いた










--- 第11話 ---
『 1番人気!? フミちゃん登場!! 』

つづく







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第11話 『 1番人気!?フミちゃん登場!! 』その③

海藤九段は

自分に突進してくる

猫に気づき

大きく両目を見開いた






海藤九段

「うひょ〰〰〰〰っ!!!!


あっ、これはこれは

かわいい猫ちゃんですね。」







海藤九段は

敬虔(けいけん)なクリスチャンであり

近所の野良猫に

エサをあげてしまうほど

動物が大好きなのである







海藤九段

「はい、あ、これは

かわいい猫ちゃん。


うんうん。

・・・ほぉ〰。




あっ、やっぱり猫ちゃんというのは

この肉球ですね。



肉球が、

プニプニ

してますぅ。




はい、

このプニプニを

プニプニすると

私は

猫ちゃんに

メロメロになっちゃいますぅ。





えぇ。




あっ、私は、いつも

対局がある時は

ウナギを食べるんですけど、

ウナギは、ヌルヌルです。









ウナギ ヌルヌル 猫 プニプニ









ウナギを食べれば

スタミナ ギンギン ですから








ウナギ食べながら プニプニしたい♡

ウナギ食べながら プニプニしたい♡








へぇ〰、猫ちゃん。


はい、なるほど。




ん〰〰、いや

ちょ、ちょ、ちょっと待ってください・・・。




あれぇ??




この猫ちゃんはぁ・・・・・・・・・。






あっ!

わかった!!!






60年以上に及ぶ

プロの世界で



実際に戦ってきた

私の経験からするとですね・・・


この猫ちゃんは・・・











かわいいですぅ









はい、

この猫ちゃんの肉球は

プニプニしてますから

これは、もう





『 神武以来のプニプニ 』




ですぅ。



えぇ。

プニプニ プニプニ。




プニプニ が 猫ちゃんで

猫ちゃん が プニプニですぅ。




はい、間違いありません。



いや、これは

プロ棋士の直観です。





あ、私は以前、

カラオケで

小田和正さんの


『 ラブストーリーは突然に 』


という曲を

歌ったんですが、

この猫ちゃんの場合はですね、








『 ラブストーリーはプニプニに 』








ですかね?

ん〰〰。



はい、まぁ、とにかく

私はレジェンドですから

猫ちゃんに、メロメロですぅ。






ウナギ ヌルヌル スタミナ ギンギン

猫 プニプニ 私 メロメロ





です。


いや、待ってください・・・。





私の得意戦法は


棒銀 (ぼうぎん)


ですから・・・。







ウナギ ヌルヌル スタミナ ギンギン

私 棒銀

猫 プニプニ 私 メロメロ






ですか?


いや、これだと

『 私 』 が、ふたつになっちゃいますから








ウナギ ヌルヌル スタミナ ギンギン

猫 プニプニ 私 メロメロ棒銀








ですかね・・・。





まぁ、まぁ

『 メロメロ棒銀 』

っていう戦法は

ないんですけど、

この場合は

これが最善手かと思います。








と、と、とにかくですね




この猫ちゃんは

カワイイ。





猫ちゃん♡

カワイイ

猫ちゃん♡

猫ちゃん♡




いや、待って。

これは、かな??









あっ!

やっぱり

猫ちゃんですぅ♡♡♡」












海藤九段は ニッコリ 笑った









--- 第11話 ---
『 1番人気!?フミちゃん登場!! 』 (完)








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第12話 『 燦然!!光の戦士 あらわる!? 』 その①






ソウタ

「海藤先生!

ご無沙汰しております。」






海藤九段

「おお。ソウタくん!」






ソウタ

「先生は、今日も

取材なのですか?」






海藤九段

「いや、

私は、このたび

大手芸能事務所の



『 タナベエンターテインメント 』



に所属することになって、

その取材を受けていたんです。」






ソウタ

「えぇっ!!

すごいですね。先生。」






ニャルもん

「 タナベエンターテインメント は

女流棋士の


竹本 紅子 (たけもと べにこ)ちゃんも


所属してるにゃん!」






ソウタ

「へぇ〰。」






海藤九段

「あっ、

私は、いずれ

CDデビューしようと思ってますぅ♪」






ソウタ

「さすがですね。」








ご満悦の表情になる海藤九段








海藤九段

「こんなところで

立ち話もなんですから

中へ入りましょう。」






ソウタ

「えっ?

先生、取材は、もう

いいんですか?」






海藤九段

「はい。

取材は、もう終わったので

中へ行きましょう。」









そう言うと

海藤九段は

会館の中へ入っていった







唖然とする取材陣を置き去りにして
















将棋会館の1階には


『 販売部 』


があり

様々な将棋に関する物が

売られている












ニャルもん

「にゃにゃあ!!


1番、売れてるグッズは

ソウタに関する物にゃん!!




ソウタって

やっぱりスゴイにゃんね。


見直したにゃん!!





てっきり

年上のお姉さんのことしか

頭にない





ませガキ





かと思ってたにゃん。」






ソウタ

「・・・・・・。」


















場が一瞬 静まり返った












そこへ

軽やかな声が入って来た









「いやぁあ、ほんと。

藤井岡くんって

スゴイよねぇ・・・・・・。」








ニャルもん

「なっ、何者にゃんっ!!?」













--- 第12話 ---
『 燦然!!光の戦士 あらわる!? 』

つづく






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第12話 『 燦然!! 光の戦士 あらわる!? 』 その②




「いやぁあ、ほんと。

藤井岡くんって

スゴイよねぇ・・・・・・。」








ニャルもん

「なっ、何者にゃんっ!!?」











「砂糖のように 甘くない

荒野に光る 孤高の星 





佐藤 光哉 ( さとう こうや )です ☆彡」










ニャルもん

「にゃにゃあ!?


いきなり 『 名乗り 』 から

登場したにゃん!!


まるで、特撮ヒーロー にゃん!!」










佐藤 光哉

「藤井岡くん。

いやぁ、君には驚いたよ。


対局のない日まで

わざわざ、東京の将棋会館に

来るなんてねぇ。




まさに、




序盤、中盤、終盤、プライベート、

隙がないねぇ・・・。





ほんと、君には





脱帽だよっ!!!」











そう叫ぶと同時に

佐藤 光哉 七段は

頭にかぶっていた


例のアレ


を 思いっきり はぎ取った











ニャルもん

「にゃにゃあああ!

まぶしいにゃあああああ!


こ、これは、まさに

光の戦士 にゃああ!」











ここまでのやりとりで

自分の『 使命 』を果たした

佐藤 光哉 七段は


満足げな表情で

再び


例のアレ


を頭にかぶった











ニャルもん

「か、かぶったにゃん!


かぶったら

コンプライアンスさんが来て

成仏させられちゃうにゃん!!」








光哉

「えっ??」






ニャルもん

「かぶっちゃダメにゃん!!


サバを頭に

かぶっちゃダメにゃん!!」






光哉

「サバじゃねえ!!!」













謎の会話のやりとりが続いた









--- 第12話 ---
『 燦然!! 光の戦士 あらわる!? 』 (完)





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藤井くんフィーバーが続けば、話をたくさん書けると思って、ブログを書き始めたら、すでにフィーバーが下火になってた(泣)

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