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第10話 『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』 その④

83手目

☗3八飛




角に当てた手だ





ここで

後手の カズ子 は

応手を間違った





▲藤井岡 ソウタ vs. ▽松井 カズ子 83手目 ☗3八飛 から 97手目 ☖2七角 まで


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)





37にいる角をどこに成るか


☖7三角成

ならば

カズ子の優勢が拡大したに違いない



だが、本譜は


84手目

☖2六角成

としてしまった





先手のソウタにも

まだ、チャンスは残っている






思わしい手がないように見える
この局面で


ソウタの ひねり出した手は




85手目

☗6八銀 


だった






カズ子

「藤井岡 ソウタ くん・・・。




あなたの誕生日は 7月19日。







わたしの旦那の

誕生日は 7月21日・・・。










あなたたちには



『 黒いバラ 』



を送ったわ。






あなた


黒いバラの花言葉を


ご存知かしら?」






ソウタ

「・・・・・・。」






カズ子

「そう・・・・・・。



じゃあ、教えてあげる。








黒いバラの花言葉は













『 憎しみ、 恨み 』

そして

『 貴方は あくまで私のもの 』










よ。











『 貴方は あくまで私のもの 』


つまり

どんなに必死にあがいても

あなたは、もう

助からないのよっ!!!」








▲藤井岡 ソウタ vs. ▽松井 カズ子 97手目 ☗2八飛 から 194手目 ☖8三桂 まで


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)






得意の終盤力で

逆転勝ちを試みたソウタだったが

194手 で力尽きた






藤井岡 ソウタ

「ま、負けました・・・・・・。」








ソウタの

投了を告げる ひと言を聞いて

カズ子 は不気味に

高笑いした









カズ子

けけけけけけけけけけけけっ!!!」





完璧な血!! カズ子







カズ子

「『負けました。』


そのひと言が聞きたかったのよっ!!





・・・藤井岡 ソウタ。


あなたの無様な姿が、今


全世界に配信されたわ!!




けけけけっ。


けーーーっけけけけけけけけけけっ!!」









カズ子は気味の悪い笑い声を残し


去って行った












ソウタ

「くっ・・・くううっ・・・。」




ニャルもん

「ソウタ・・・?

・・・泣いてるのかにゃん・・・?」





ソウタ

「・・・・・・。」




ニャルもん

「ソウタ・・・・・・。」

















日本 某所
秘密結社 ショッギー 総本部






アクーツ参謀

「魔王様!

ご報告させていただきます。

松井 カズ子、藤井岡ソウタ との対局に勝利。
松井 カズ子、藤井岡ソウタ との対局に勝利。

以上であります!」




魔王

「でかしたっ!

アクーツ参謀!!






『謎の光』 から培養した

未知のウィルスを進化させ

我々が作り出した



『 S-ウィルス 』(えす うぃるす)。



これを投与すれば

どんな生物でも物体でも

将棋で戦う兵器に

改造できるのだっ!!



松井 カズ子 への投与は

大成功だ!






今回の 松井 カズ子 との敗戦で

藤井岡 ソウタ は

もはや、戦う気力を失い

気が狂って

『 生ける屍 』

と化していることだろう。




フッフッフッフッフ・・・。

ハーーーーッ ハッハッハッハッハァーーーー!!!!」















藤井岡家



ニャルもん

「ソウタ・・・・・・。」




ソウタ

「くっ・・・くううっ・・・ぐっひっひっ。」





ニャルもん

「にゃにゃっ??」





ソウタ

「いひっ・・・ぐひひっ・・・ぐへへへへっ。」





ニャルもん

「ソウタ・・・

頭おかしくなっちゃったのかにゃん??」





ソウタ

「いひひひひっ。

・・・ニャルもん、この前、言ったよね?」





ニャルもん

「にゃにっ?」





ソウタ

「次回の次回、

妖怪ウォッチの
主人公のケータくんが好きな女の子

『 フミちゃん 』

と同じく

『 仮面ソウター 』にも

『 フミちゃん 』

が出る、って。」





ニャルもん

「うん。

確かに言ったにゃん。」





ソウタ

「てことは、

次回は、いよいよ


『 フミちゃん 』


の登場かぁ・・・。」





ニャルもん

「その通りにゃん・・・。」





ソウタ

「むっふっふっふっふっ・・・。

イーーーーッ ヒッヒッヒッヒッヒィーーーー♡♡♡♡」








ニャルもん

「ただのスケベにゃん・・・。」








--- 第10話 ---
『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』 (完)






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第10話 『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』 その③

お互い強気の攻めが続いた



▲藤井岡 ソウタ vs. ▽松井 カズ子 56手目から ( 72手目 ☖6四玉まで )


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)



72手目
松井 カズ子

☖6四玉


松井の玉は
守りもなく
一人で逃げ出す


しかし
この王様が寄せにくい


まさに


『 中段玉寄せにくし 』


という
将棋の格言通りである


局面は
カズ子が優勢となった



カズ子

「うふふふっ。」

だから言ったでしょ。

あたしは絶対に


『 捕まらない女 』


だって。






好調なカズ子は
おしゃべりの方も
勢いを増した








カズ子

「ウチの旦那は

全くダメなのよ。


特に







『 夜の生活 』







が・・・。










まるでアレが立たないのよ。






アレはフニャフニャのまま

役に立たず

を振ることも

なくなってしまったの・・・。










そう、彼は











『 フニャ腰 』












になってしまったのよ。

うふふふふっ。」








対局も おしゃべりも

絶好調














のはずだった





▲藤井岡 ソウタ vs. ▽松井 カズ子 72手目から ( 83手目 ☗3八飛 まで )


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)





ソウタが指した



83手目

☗3八飛




角に当てた手だ





ここで

カズ子は応手を間違った








--- 第10話 ---
『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』

つづく



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第10話 『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』 その②

松井カズ子


「こんばんは。

藤井岡 ソウタくん。



ソウタ

「こ、こんば・・・ん・・・。」



松井 カズ子

「上がらしていただいて
いいかしら?」



ソウタ

「ど、どうぞ、上がってくだ・・・

あ、いや・・・。」



カズ子

「お邪魔します!!」



勝手に上がる 松井 カズ子



カズ子

「2階はこちらね?

さぁ、行きましょう。」



ニャルもん

「ちょ・・・ちょっと待つにゃん!」



カズ子

「・・・。」



ニャルもん

「勝手に上がるなにゃん!!」



カズ子

「あらぁ、猫ちゃん。

今、この坊やが

いい、って言ったわ。

ちゃんと、この生配信のカメラでも

撮れてるんだけど・・・。」



ニャルもん

「にゃううっ・・・。

ふっ、『 不法侵入 』にゃん!!

ミィの家から、出てけにゃん!!」



カズ子

「うっふっふっふ。

坊やが

いい、って言ったわ。


家族のうちの

ひとりでも

いい

と言えば

『 不法侵入 』にはならないのよ。


うっふっふ。

もう少し、

法律のお勉強しましょうねぇ。

猫ちゃん♡」



ニャルもん

「ぐにゃにゃうぅ・・・。」




ソウタ

「いいよ、ニャルもん。

ありがとう。」



ニャルもん

「にゃあ・・・。」



ソウタ

「松井さん・・・。

部屋で お話をうかがいましょう。」



カズ子

「さすが、最年少プロ棋士。

話がわかるわねぇ。」




3人は
2階にあるソウタの部屋に向かった




ソウタ

「それで。

話とは何でしょうか?」



カズ子

「藤井岡 ソウタ くん。

あなた、7月19日が誕生日だったわよね。


少し遅くなってしまったけど

あなたにお祝いのプレゼントを持って来たの。」




そう言うと
カズ子は
持っていた大きなバッグの中から
花束を取り出した



15本の

『 黒いバラの花束 』

である




カズ子

「誕生日おめでとう♪」




黒いバラの花束を
差し出すカズ子




ソウタ

「あ、ありがとうございます・・・。」




想定外の展開に
意表を突かれつつも
ソウタは
花束を受け取った




カズ子

「あなたが喜ぶ姿を

全世界の人々に

見せたかったの。」




カズ子は この家に来たときからずっと
カメラで撮り続けている




ソウタ

「あっ、でも。

いきなりこんな素晴らしいものを

いただいても

どう、お礼をしたらいいか・・・。」



カズ子

「そうよねぇ・・・。

あなた、まだ中学生で

たいして 

おこづかいも

もらってないでしょうし・・・。


もっとも、あたしは

資産が100億あるから

なんでも自分で買えるんですけど・・・。

うふふふふっ。」



ソウタ

「・・・。」



カズ子

「あっ、そうだ!

じゃあ、こうしましょう。


あたしと1局、将棋を指してちょうだい。」




カズ子の提案に
驚くソウタ

困ったソウタは
体(てい)よく断る理由をさがした




ソウタ

「松井さんは、たしか今

逃亡生活をされていらしたはずですよね・・・。

ぼくと将棋を指しているところを

生配信していたら

まずいんじゃないかと・・・。」



カズ子

「大丈夫よ。


あたしは絶対に

『 捕まらない女 』

だから。」





カズ子は
不敵な笑みを浮かべた












笑う!!!恐怖カズ





カズ子

「さっ、とっとと始めましょう!」




常に 自信たっぷりで
マイペースなカズ子


今さら受け取ったバラの花束を
返すわけにもいかないソウタ




ソウタ

「わ、わかりました。

指しましょう。」




そう言うとソウタは
近くにある盤と駒を使い
対局の準備を始めた

ほどなく
盤上に
駒たちがキレイに整列した



カズ子

「あなたからどうぞ。」




自信家のカズ子は
先手番を
ソウタに渡した




ソウタ

「あっ、はい・・・。」




ソウタは静かに

初手 ☗2六歩

を指した



指し手はパタパタと進み
ソウタの得意とする

『角換わり腰掛け銀』

の形となった





▲藤井岡 ソウタ vs. ▽松井 カズ子 38手目 (56手目 ☖5五歩 まで)


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)



カズ子

「対局中に

しゃべって、ごめんなさいね。


なにしろ世界中の人が

見てるから。」




カズ子はずっと
生配信を続けている

カズ子は
カメラに向かって
語りかける




カズ子

「みなさんは、どうせ

この還暦女が

15歳の天才少年に負けると

お思いでしょう。


でも、忘れないでね。

アメリカの大統領選挙は

事前で不利が伝えられていた

ジョーカーさんが

当選したのよ。」




カズ子は
相変わらず
自信たっぷりな様子だった







--- 第10話 ---
『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』

つづく






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第10話 『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』 その①

2017年 7月29日 夜



日本 某所
秘密結社 ショッギー 総本部

秘密会議



魔王

「我々の計画通り、
稲本防衛大臣を
辞任に追い込むことに成功した。

これにより
安藤政権崩壊の流れは
さらに加速するだろう。


クックックッ。

日本の政界の全てが
我らの手に落ちる日は近い・・・。


・・・あとは、将棋界だ・・・。

アクーツ参謀!!」




魔王の前に出て
ひざまずく男




アクーツ参謀

「はっ。」




魔王

「あの作戦を
今すぐ実行せよ!!」



アクーツ参謀

「ははっ!」









同日 同時刻
藤井岡家




ソウタ

「ただいまぁ。」




家に帰ってきたソウタは
2階の自分の部屋に
上がっていく

暗い部屋で
ニャルもんが ひとり
パソコンの画面を
真剣に見つめている

画面からは
不気味な音楽が
流れている




ソウタ

「なに見てるのっ!?」



ニャルもん

「にゃあああああああああああ!!」




驚きのあまり
叫び声をあげるニャルもん




ニャルもん

「ハァ、ハァ、・・・。
・・・驚かすなにゃん・・・。」



ソウタ

「さては
また、お化けの動画を
見てるんでしょっ。」



ニャルもん

「ちがうにゃん。
お化けよりも
10倍、怖いものにゃん。」



ソウタ

「だから何見てるのっ?」



ニャルもん

「 『 別宅の真実 』 にゃん!!」



ソウタ

「 『 別宅の真実 』??
・・・なに、それ?」



ニャルもん

「ソウタは、ほんとに
世間のこと
何も知らないんだにゃん。

頭ん中、
将棋の駒しか
入ってないのかにゃん?」



ソウタ

「・・・。」



ニャルもん

「いっぺん、頭ん中
掃除したほうが
いいにゃん。

まつい棒で
掃除するにゃん!!」



ソウタ

「??」



ニャルもん

「・・・・・・。」



ソウタ

「・・・・・・。」









ニャルもん

「・・・・・・なんでもない、
気にするな、にゃん。」



ソウタ

「・・・・・・。」








ニャルもん

「 『 別宅の真実 』 は
松井 カズ子 が
作った動画にゃん。

今、この世で
1番恐ろしい動画にゃん!」



ソウタ

「ふぅ〰ん。」



ニャルもん

「ある街角アンケートによると

『今、1番こわいものは?』

と、聞かれて
2位の『ヒアリ』という回答に
ぶっちぎりの差をつけて
1位になったのが

『 松井 カズ子 』

にゃん。」



ソウタ

「ふぅ〰ん。

・・・で、そんなの見て、面白いの?」




ニャルもん [ゲスゲスの表情で]

「お・も・し・ろ・い・にゃあ〰〰ん💀」




やれやれ
という表情をするソウタ




ニャルもん

「でも、今夜は
これだけじゃないにゃん!

特別の夜にゃん!

このあと、
松井カズ子が

『 生配信 』

をするにゃんっ!!」




あきれ顔のソウタ




ニャルもん

「生配信、楽しみにゃん。

きゃう〰〰〰〰ん♡

こわいにゃ〰〰〰〰ん!!」




興奮のあまり
部屋の中を
グルグル走り始める
ニャルもん




ニャルもん

「こわいにゃ〰〰〰〰ん!!
きゃう〰〰〰〰ん❤
こわいにゃ〰〰〰〰ん!!」



ソウタ

「ちょ、ちょっと。」



ニャルもん

「こわいにゃ〰〰〰〰ん!!

でも、見たいにゃ〰〰〰〰ん❤

こわいにゃ〰〰〰〰ん!!

きゃう〰〰〰〰ん❤」



ソウタ

「止まってよ。
ニャルもん!」



ニャルもん

「止まれないにゃ〰〰〰ん!

こわいにゃ〰〰〰〰ん!!

でも、見たいにゃ〰〰〰〰ん❤」



ソウタ

「ニャルもん、そんなの見たら
こわくて
夜中にオシッコに
行けなくなっちゃうよ!」



ニャルもん

「 『 夜中 』 じゃなくて
『 今 』 行けなくなってるにゃ〰〰〰〰ん!!」



ソウタ

「えっ??

今、こわくて
オシッコちびりそうなの??」



ニャルもん

「きゃう〰〰〰〰ん❤

きゃう〰〰〰〰ん❤」



ソウタ

「ちびりそうなら
部屋の中、走り回ってないで、
早くトイレに行きなよ!!」



ニャルもん

「ちびりそう、なわけあるかにゃん!!!

『 ちびりそう 』 じゃなくて

『 ちびってる 』 のにゃ〰〰〰〰ん♡」



ソウタ

「えっ??
今、ちびってるの??」



ニャルもん

「そうにゃ〰〰〰ん。

今、ちびってるにゃ〰〰〰ん♡

現在進行形の、アイエヌジー にゃ〰〰〰ん。

『 ちびリング 』 にゃあ〰〰〰ん♡♡♡

『 ちびリング、なう 』 にゃ〰〰〰ん♡♡♡」



ソウタ

「ちょっと!

ちびリング しながら
部屋中ランニング
しないでよ!」



ニャルもん

「にゃにゃにゃにゃ〰ん!

ちびリング & ランニング

にゃああああああん!」



ソウタ

「止まってよ!」



ニャルもん

「きゃう〰〰〰〰ん♡

どうしたらいいのかにゃ〰ん!

パニックにゃ〰〰ん!!

パニックにゃ〰〰ん!!


ちびリング と

切ない 『 乙女の恋心 』  は

止まらないにゃ〰〰〰ん♡♡♡」








突然
ピタッと止まるニャルもん






ニャルもん [仏さまのように穏やかな表情で]

「ふぅ〰〰っ。

出し切って、スッキリしたにゃん♪」




ズコッ

こけるソウタ





ソウタ

「もう!!

ぼく、詰め将棋やるから
静かにしててっ!!」






ニャルもん [悲しそうな表情で]

「・・・わかったにゃん。

おとなしく
松井 カズ子 の生配信
見るにゃん。


・・・あっ!!
始まったにゃんっ♪♪」






松井 カズ子

「みなさん、こんばんは。

松井 カズ子 です。

今日は、みなさんに
どうしても
見ていただきたいことがあって
この生配信を・・・














ニャルもん

「にゃにゃにゃにゃああああっ!!!」



ソウタ
 
「ニャルもん!」





さすがのソウタも
ニャルもんを
叱ろうとした

その時









ピンポーーーーーン♪







玄関のチャイムが鳴った





ソウタ

「あっ!誰か来た!」



ニャルもん

「にゃにゃにゃにゃああ!!」



ソウタ

「誰か お客さん来たみたいだから
ちょっと行ってくる。」



ニャルもん

「にゃにゃにゃにゃ!

ソ、ソウタぁ!!」



ソウタ

「ニャルもんは、おとなしく待ってて!」




そう言って
ソウタは部屋を出ていく


慌てて
追いかけるニャルもん




トントントン・・・


階段を降りるソウタ




客はすでに
玄関を入って来ていた












「こんばんは!」



ソウタ

「あっ、こんばん・・・」







松井カズ子


こんばんは。

藤井岡 ソウタ くん。














恐怖カズ子2





ソウタ

「ニャ、ニャルもん・・・。」



ニャルもん

「・・・。」






ソウタ

「ぼく・・・今・・・

・・・ちびリング、なう。」







--- 第10話 ---
『 恐怖!!ニャルもんが見たものとは? 』

つづく






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第9話 『 木曜日の次は金曜日 』



2017年 7月28日(金)

夕方6時半過ぎ
藤井岡家


ソウタ
「ただいまぁーっ。
また今日も、将棋の取材だったよぉ。」


家に帰ってくるソウタ

1階のリビングで
ニャルもんと
母 ユウコが
いっしょにテレビを観ている


ソウタ
「何、観てんの?」


ユウコ
「妖怪ウォッチ。」


ソウタ
「・・・・・・。

・・・あれ?」


ニャルもん
「どうしたにゃん?」


ソウタ
「なんか、この出だし・・・。
前回も同じだったような・・・。


ニャルもん
「そうにゃん。

作者がコピペして、
手抜きしてるにゃん。」


ソウタ
「コピペ・・・?
コピペって何のこと?」


ニャルもん
「なんでもないにゃん。

話の冒頭が同じくらい
別に、たいした問題じゃないにゃん。

・・・それより
もっと深刻な問題に
気づいたにゃん!」


ソウタ
「えっ!! なに?
何かあったの!?」


ニャルもん
「これにゃん!」



ニャルもんは
テレビの画面を指さす



ニャルもん
「これ!
妖怪ウォッチにゃん!」


ソウタ
「妖怪ウォッチ・・・。

妖怪ウォッチって、たしか
子供に人気のアニメだよね。

これがどうかしたの?」


ニャルもん
「ソウタは妖怪ウォッチ
見たことあるのかにゃん?」


ソウタ
「ないけど・・・。
どんなアニメなの?」


ニャルもん
「ひとことで言うと

主人公の
天野ケータくんが
いろんな妖怪と
友達になっていく

っていうアニメにゃん。」


ソウタ
「ふーん、そうなんだぁ。

・・・で?
『深刻な問題に気づいた』
って言ってたけど
なんのこと?」


ニャルもん
「かぶったにゃん!」


ソウタ
「??」


ニャルもん
「妖怪ウォッチに出てくる
キャラクターと

『仮面ソウター』に出てくる
キャラクターが

どんかぶりにゃん!!」


ソウタ
「えぇ?」


ニャルもん
「これを見るにゃん!」




妖怪ウォ





ソウタ
「えっ?それだけ??

名前としゃべり方が
似てるだけじゃん。」


ニャルもん
「かぶったにゃん!

かぶったら
コンプライアンスがやって来て
ミィたち成仏させられちゃうにゃん!!」


ソウタ
「そんな大げさなぁ・・・。」



母 ユウコ
「あらあら。
 
ニャルもんちゃんが
コンプライアンスに
おびえてるうちに
番組がエンディングに
なっちゃったわ。」



アニメ・妖怪ウォッチの
エンディングテーマが
流れ出す

その曲を聴いて
すぐに反応するニャルもん



ニャルもん
「にゃにゃあ!?

こ、この曲は、
7月14日からの新エンディング

『 ハロ・クリダンス 』

にゃん!

また、かぶったにゃん!」


ソウタ
「えっ??
どこが??」


ニャルもん
「仮面ソウターの
エンディングも
7月から

『 ヒアリダンスに恋をして♡ 』

になったにゃん!

かぶったにゃん!!」


ソウタ
「全然かぶってないよ。

”っていうか
仮面ソウターのエンディングって
『 ヒアリダンスに恋をして♡ 』
だったの??”

かぶってないよ、ニャルもん。
大丈夫。」


ニャルもん
「ほんとかにゃん?

コンプライアンスに
成仏させられないかにゃん??」


ソウタ
「させられない。」


ニャルもん
「じゃあ、じゃあ
妖怪ウォッチのキャラクター

『 コマさん と コマじろう 』

に似た
将棋の駒でできた

『 駒さん と 駒次郎 』

を作ったら??」


ソウタ
「名前が似てるだけなら大丈夫でしょ。」



それを聞いて
ようやく落ち着くニャルもん



ソウタ
「それよりさぁ。

妖怪ウォッチだと
主人公のケータくんが好きな女の子

『 フミちゃん 』

って子がいるみたいだけど、

そろそろ『仮面ソウター』にも
主人公が好きな女の子って
出てこないのかなぁ?」


ニャルもん
「出てくるにゃん。」


ソウタ
「えっ!?」


ニャルもん
「次の次のエピソードで

『 フミちゃん 』

が出てくるにゃん。」


ソウタ
「えっ!!ほんと!?」


ニャルもん
「ほんとにゃん。」


ソウタ
「で、できれば

女優の『 梨村カスミ 』(なしむら かすみ)ちゃん

みたいな、年上の子が
いいんだけど・・・。」


ニャルもん
「年上にゃん。」


ソウタ
「やったぜ、ベイビー!

それさえ聞きゃあ
こっちのもんだぁ!

今日は、とっとと
店じまいだぜっ!!!

ブログ視聴者のみなさん、
さようなら。」







第9話
『 木曜日の次は金曜日 』 (完)





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第8話 『 水曜日の次は木曜日 』 その②





ソウタ
「ニャルもんはどうして
犬や猫の
映像ばっかりになっちゃった
この番組を
毎週、観てるの?」


ニャルもん
「にゃあ。
それは・・・
司会の

剛力あゆみ ちゃん

が好きだから
観てるにゃん♪」


ソウタ
「は?」


ニャルもん
「剛力ちゃん、カワイイにゃん♡

ミィ、剛力ちゃんと
おつき合いしたいにゃん。」


ソウタ
「はぁあ??」


ニャルもん
「あと、1か月して
8月27日になったら

剛力ちゃんは
お誕生日で
25歳になるにゃん。

25歳になったら
事務所が
『恋愛OK』
を出すにゃん!

そしたら、ミィが
おつき合いして、
剛力ちゃんを
お嫁さんにするにゃん!」


ソウタ
「はぁあああ???

いやいやいや、
絶対にムリでしょ!」


ニャルもん
「ムリじゃないにゃん!!

どんなにムリに思える相手でも
おつき合いすることは
できるにゃん。

アリビリバボーで共演してる
『バナナーマンのブサイクな方』だって

あんなにブサイクなのに
女子アナと真剣交際してるにゃん!

『バナナーマンのブサイクな方』は
ブサイクでも

夢は必ず叶う

って、教えてくれたにゃん!

『バナナーマンのブサイクな方』は
まさに『神』にゃん!

ブサイク界の『神』にゃん!!」


ソウタ
「ブサイク界の『神』って・・・。

『バナナーマンのブサイクな方』が
どうだか知らないけど、

ニャルもんが
剛力ちゃんと結婚するなんて
そんな奇跡みたいなこと・・・」


ニャルもん
「奇跡はきっと起きるにゃん!

世界のキタノ
だって

『常識では考えられない出来事、アリビリバボー。』
『あなたの身に起きるのは、明日かもしれません。』

って、言ってるにゃん!!」


ソウタ
「・・・うん、そうだね。

夢を見てるニャルもんは
とっても楽しそうだし・・・。

わかったよ。

ぼくもニャルもんの夢が叶うように
応援するよ。」


ニャルもん
「そうにゃん。

夢を見るのは
とっても楽しいことにゃん。

ソウタも
いっぱい、いっぱい
夢見るにゃん!」



母 ユウコ
「あらあら。
 
ニャルもんちゃんが
熱い夢を語ってるうちに
番組がエンディングに
なっちゃったわ。」


番組のエンディングテーマが
流れ出す

その曲を聴いて
すぐに反応するニャルもん


ニャルもん
「にゃにゃあ!?

こ、この曲は、
剛力ちゃんの新曲

『 ヒアリダンスに恋をして♡ 』

にゃん♪♪」



歌いながら踊る
剛力ちゃんの映像に合わせて
いっしょに踊るニャルもん




ちいさい




母 ユウコ
「うふふ。

踊ってるニャルもんちゃんを
こっそり撮影して

番組に
投稿しちゃおっと♪」


ソウタ
「やっぱり
怖い番組より

かわいい猫の番組が
一番だよねっ♪」






--- 第8話 ---
『 水曜日の次は木曜日 』 (完)




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第8話 『 水曜日の次は木曜日 』 その①



2017年 7月27日(木)

夜8時過ぎ
藤井岡家


ソウタ
「ただいまぁーっ。
また今日も、将棋の取材だったよぉ。」


家に帰ってくるソウタ

1階のリビングで
ニャルもんと
母 ユウコが
いっしょにテレビを観ている


ソウタ
「何、観てんの?」

ユウコ
「奇跡体験!アリビリバボー。」

ソウタ
「えっ??」

ユウコ
「奇跡体験!アリビリバボー。」

ソウタ
「アリっ・・・?」

ユウコ
「アリビリバボー。」

ソウタ
「アリビリバボー?」

ユウコ
「うん。
奇跡体験!アリビリバボー。」

ソウタ
「アリ・・・なのかぁ・・・。」



ニャルもん
「この番組、最近
犬や猫のかわいい映像ばっかりで
心霊特集やらないにゃん。

かわいい犬や猫の
どこが『奇跡』にゃん?」


ユウコ
「怖い番組より
ワンちゃん猫ちゃんの番組のほうが
いいじゃない。」

ニャルもん
「ミィは怖い番組のほうが
いいにゃん!」


ユウコ
「やん。

怖いの苦手・・・。」



ニャルもん
「ミィは怖いの
やって欲しいにゃん。

でも、怖い番組を作るのは
どこのテレビ局も
いろいろ大変にゃん。

TBSも、つい、この前
心霊写真で問題に
なってたにゃん!」


ソウタ
「へぇ〰。
ニャルもん、ずいぶん
詳しいんだねぇ。」


ニャルもん
「ミィ、怖い話
大好きにゃん♪

お化けの番組
全部、観てるにゃん。

もっともっと
お化けの番組
増えて欲しいにゃん!」


ユウコ
「いろいろ規制も
厳しそうだし、
怖い番組も
減ってるのかしら?」


ニャルもん
「規制??
また、コンプライアンス かにゃん!?

コンプライアンス のせいで
お化けの番組、
成仏しちゃってるのかにゃん!?」


ユウコ
「あらあら・・・。

コンプライアンス に
縛られちゃったら、
さすがに
お化けちゃんでも
手も足も出ないのかしらね。」


ニャルもん
「お化けは
もともと、
足ないにゃん。」



ニャルもんが
うまいことを言ったので
ソウタはクスッと
笑った


その時
ソウタの頭に
素朴な疑問が
浮かんだ



ソウタ
「でもさぁ、
ニャルもん・・・。

ニャルもんはどうして
犬や猫の
映像ばっかりになっちゃった
この番組を
毎週、観てるの?」


ニャルもん
「にゃあ。
それは・・・」






--- 第8話 ---
『 水曜日の次は木曜日 』

つづく




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第7話 『 悲劇!! ドチザメ男あらわる も無視される 』

2017年 7月19日

茨城県日立市
久慈浜海水浴場




ザバァアアアアン!!



突如として
海から上がってくる
ドチザメ男



ドチザメ男
「ドチザメ男、参上!」


ドチザメ男は
変な声で笑い出した


ドチザメ男
「ド〰〰〰チ ドチドチドチドチ!
ド〰〰〰チ ドチドチドチドチ!」



ドチドチ


ナレーション
[説明しよう]

[ドチザメ男は おとなしく]
[人間を襲うことはない]

[よって ドチザメ男は]
[仮面ソウターが]
[やって来てくれるまで]

[悪役らしく]
[笑っているしかないのである]










15分ほど
浜辺で
笑っていたドチザメ男


仮面ソウターが
あらわれないので

次第に心細くなって
笑い声が
小さくなっていく



20分後

海水浴客に
不審者と間違われ
警察に
通報されてしまう




30分後
近くの交番

警官
「う〰ん・・・。
で?
お父さん、どっから来たの??」


ドチザメ男
「もともと、秘密結社ショッギーに
闇生物として
改造されました。」


警官
「それで?
浜辺で何してたの?」


ドチザメ男
「海から上がって来て

『 ド〰〰〰チ ドチドチ! 』

と、笑ってただけです。

・・・・・・すいません。

・・・ううっ。」



ついに
泣き出してしまう
ドチザメ男


警官
「わかった、わかった!
もう、いいから

ほらっ!
早く帰りなさい。」



ドチザメ男は
軽く注意された後
特に 危険もないため
家に帰されました



--- 第7話 ---
『 悲劇!! ドチザメ男あらわる も無視される 』 (完)




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第6話 『 陥落寸前!狙われた防衛大臣 』 その②

女幹部が
魔王の前に近づいていき
ひざまずいた


女幹部 アバ・ズーレ
「ご報告させていただきます。

ヒアリ男は、仮面ソウターとの戦いに敗れ、死亡。
ヒアリ男は、仮面ソウターとの戦いに敗れ、死亡。

以上であります!」


魔王
「仮面ソウター・・・。[怒りで表情が歪む]

もう、よい・・・。
下がれ!!」


女幹部 アバ・ズーレ
「はっ!」



引き下がる
アバ・ズーレ



魔王
「邪魔喪都!
邪魔喪都はおらぬかっ!?」



魔王に近づき ひざまずく男
男の顔は いつもニヤニヤしている



暗黒博士 邪魔喪都1世
「お呼びでしょうか、魔王様。」


魔王
「来たか、邪魔喪都。

・・・ククッ。

お前の、そのにやけ顔。
・・・相変わらず、醜いツラだ。」


邪魔喪都1世
「はっ・・・はい・・・。」


魔王
「我々
『 秘密結社 ショッギー 』が、
日本を支配するためには

この国の未来を担う存在を
消さねばならん。


・・・特に、将棋界だ。

数多くの優秀な人材を
輩出する将棋界。


なかでも

羽田 善治 (はだ よしはる) 三冠王

率いる

『 羽田世代 七人衆 』

それと、

15歳の天才少年プロ棋士

『 藤井岡 ソウタ 』

・・・・・・。


奴らを、のさばらせておくわけには
いかんのだ!!」


邪魔喪都
「はっ。」


魔王
「藤井岡 ソウタ・・・。

奴は、昨年9月
三段リーグを
『 13勝5敗 』
という
平凡な成績で四段になった・・・。

そしてその後、12月に
四段プロデビューして以来、

『 負けなしの29連勝 』


・・・この飛躍的な、能力の向上・・・。」


邪魔喪都
「・・・・・・。」


魔王
「藤井岡 ソウタ の
飛躍的な向上は、

我ら ショッギー が
藤井岡 ソウタ を
拉致し、改造人間にしたからに他ならん。」


邪魔喪都
「・・・・・・。」


魔王
「藤井岡 ソウタ を改造し、
我らショッギーの
強力な兵力とする計画・・・。

・・・だが、奴は
ショッギーの研究所から
脱走した・・・。」



魔王は
自分の顔を
邪魔喪都の顔の前に近づけ
睨(にら)みつける



魔王
「邪魔喪都・・・

貴様が率いる
部下が管轄している
研究所から
逃げ出したのだ・・・・・・。


藤井岡 ソウタ を
我らの強力な兵力とする計画は
破綻した・・・。

いや!それだけではないっ!!


今や 奴は、
我らショッギーの

『脅威』

となりつつあるのだっ!!!」



邪魔喪都
「・・・・・・。」



魔王は
右手のひらで
邪魔喪都の頬を
なでまわす



魔王
「邪魔喪都よ・・・。

本来であれば
部下の失態の責任を取り、

お前のその
醜いニヤけ面は
もう、この世にはないのだ。」



邪魔喪都
「ひいっ・・・。」



魔王
「だが、仮面ソウターを
倒すためには

お前のその優秀な頭脳が
必要なのだ。

・・・・・・。


邪魔喪都よ!!

例の 『 装置 』 の完成を

急ぐのだっ!!!」



邪魔喪都 [深く頭を下げる]
「ははぁっ!!」



魔王
「あの装置が完成すれば
我らショッギーは
この国を支配することができる・・・・・・。


フッフッフッフッフ・・・。

ハーーーーッ ハッハッハッハッハァーーーー!!!!」





--- 第6話 ---
『 陥落寸前!狙われた防衛大臣 』 (完)



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